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2007年2月27日 (火)

閑話休題「不都合な真実」

234x60 映画「不都合な真実」を観た。レストアとは離れてしまうけど、ちょっとだけ付き合ってほしい。
ご存知の通り、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が世界各国をまわり地球温暖化の脅威と対策を講演した内容を元に作られた映画だ。

世界中の雪山から急速に雪がなくなっている事実
ホッキョクグマが、100キロも泳いで自分の巨体を乗せられる氷が見つからず死んでいく仮想映像
海面が上がり、世界の多くの都市が海の下に沈む話
異常気象による種の絶滅、感染症の流行や新たな病気の発生
これらに具体的な数値を交えて紹介するスライド講演。ゴア氏が世界で講演した回数は1,000回を超えるという。並大抵のことではない事が伝わってくる。

私は政治にはまったく疎いけれど「もし、先のアメリカ大統領選で僅差でブッシュに負けたアル・ゴアが大統領になっていたら...」と思わずにいられない。
戦争を仕掛けることはなかったかもしれない。もしかしたら9.11だって...。
アメリカの政治家達は選挙の票集めばかりに関心が高く、この不都合な真実を認めようとしない。多数の票を左右する自動車業界ほかからの猛反発が必至だからだ。

世界のCO2排出量はアメリカ57.4億トン、中国41.3億トン、日本12.3億トン、インド10.9億トン。
中国、インドも車需要が急速に伸びているし、経済成長も著しいから今後の排出量は増えるはずだ。
今、何の手立てもしないままだと、今の子供達が大人になったとき「先人達は何と馬鹿げたことをしてきたのか」と思うことだろう。
アフリカの先住民には「私達は子孫からこの土地を借りているのだから大事に使って子孫に返さなくてはならない」との考え方があるそうだ。まさにその通りだと思う。

今、地球がピンチに陥っていることは明白な事実だ。
映画の最後は「省エネ家電を使おう」「公共の交通機関を使おう」「車の燃費を伸ばす運転をしよう」「再生可能エネルギーを使おう」「木を植えよう」など
環境にやさしい生活の積み重ねでCO2の排出量を70年代のレベルに引き下げることが可能だと締めくくられた。
警鐘を鳴らすだけでなく希望を与えることを忘れないのはさすが元米副大統領だ。

つまらない話かもしれないけど、避けられない事実。これまで逃げてきた現実。不都合な真実。

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2007年2月 6日 (火)

腰上をばらす

Photo_41 時間を見つけてはコツコツと進めてきたDT250のレストアだが、気付いてみればエンジンを下ろすところまで来た。このエンジンをいじるあたりが、レストアの醍醐味のひとつだと思う。シリンダとクランクケースが固着していたが、マイナスドライバーをあててハンマーで慎重に叩くと、すぐにすき間ができた。本来であれば周りの汚れをエアなり洗浄で落としておかなくてはいけないのだが、早くピストンを見たい衝動を抑えきれず、開けてしまった。洗浄はあとで考えよう。

Photo_43 開けてビックリ!玉手箱!
とーってもきれいなピストンが現れたのである。マフラーを外した際に排気口から覗いてきれいな状態であるのは解っていたが、ここまできれいだとは...。上面にカーボンが付着していたが、キャブクリーナーに3時間ほど着けただけでこれもきれいになった。吸気側のスカートに2つの穴があり、この穴の上に縦方向のキズがあった。よく見ると穴にはバリがついていたのでこのバリを拾ってしまったのだろう。耐水ペーパーで周方向にキズをならした。ついでなのでヘッドも薄い梨地をならしておいた。あまりテカテカにしないほうがいいと聞いたことがあったので適当に...。リングもピストンピンも小端部のベアリングも交換の必要はなさそうだ。写真にはないが、フライホイールに若干錆らしきものを確認した。少し気になる。こうやって、腰下だけにしてしまえば、2サイクルシングルのエンジンは結構軽く、フレームから下ろしやすくなるだろう。

Photo_45 最近、不思議と身の周りのモノの修理が続いた。14年にわたり使ってきたオメガスピードマスターが動きを止めてしまった。ストップウォッチのスタート/ストップボタンに緑青が発生していたし、雨の日に釣りをしているとガラス内側に曇りが出るので、「そろそろオーバーホールぐらいしないと」と考えていたところだったので、背中を押されるように修理に出してみた。丁寧に対応してくれたウォッチマイスターは、「10年以上もノーメンテで使ってきたのですから」といたわるように裏蓋を開けて見せてくれた。たしかに動くのが当り前とまったく気にもとめず使っていたが、14年も動くなんてすごいことだ。竜頭、スタート/ストップボタン、パッキンを交換し、オーバーホール、注油、ガラス面のバフ掛けで見違えるようになって戻ってきた!通常7万円の修理代が46,000円。それでも安くはないが、モノを大切にすることを再認識できて、いっそうスピードマスターが好きになった。

Photo_46 こちらは、カミさんが使っているノートPC。これもバッテリーとACアダプタの不良で修理に出した。昨年は、起動しなくなり、HDDを交換したばかりだ。前回は補償で直ったが、今回のバッテリーなどは対象外だそうで、38,000円もかかってしまった。Sony製のバッテリーだったらリコール対象だったのに...。そういえば先月、TVも14年目にして極端に映りが悪くなり、先輩から16年目のTVをいただいたっけ。25インチの14年選手が引退し、29インチの16年選手がやって来たわけだ。世の中、液晶だ、プラズマだと言っているが、奥行きのあるブラウン管TVだってキレイに映ればいいじゃん。最大要因は我が家にお金が無いからなんだけどね。

■きょうの費用                    ¥0
■これまでの費用合計           ¥111,320
■きょうの工数                   2.5H
■これまでの工数合計              24.0H
■次回作業予定      ・エンジン下ろし
                ・クランク洗浄(ちょっと楽しみ)
                ・フロントフォーク分解(できれば)

古いTVを処分するのに、車でエンヤコラ運び、3,000円払って業者さんにお願いしたけど、あのTV、その後どうなるんだろう?原料レベルのリサイクルだろうか。ブラウン管TVより液晶TVのほうが消費電力は少ないそうだ。オートバイも20数年前の2サイクル車より、最新のオートバイのほうが地球には優しいだろうことは分かる。ブラウン管TVを使える限り使うことと、寿命の前に液晶TVに替えること、どっちがエコなんだ?エコロジー精神ではじめたわけじゃないけどレストアってエコに通じるのか?我が家では、有料化されようとしているレジ袋を100%ゴミ袋として使い切っている。見事にうちのゴミの排出量とレジ袋数がシンクロしている。市販のゴミ袋は1枚5円じゃ買えないからお金を払ってレジ袋を買うことになるだろう。そのレジ袋の売上は有効に使ってほしいものだ。そもそもエコって、何だろう?アル・ゴアの映画「不都合な真実」見たら分かるだろうか...。

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