フレームを塗るぞ!
前日の金曜日まで週末土日は雨の予報だったが、朝起きてみればなかなかの好天。新聞をめくると降水確率は10%、予想最高気温14℃となっているではないか!きょうを逃して、いつフレームを塗るの?というぐらいのレストア日和である。さっそく、カミさんの機嫌をとるべく食器洗いに精を出し、レストアの時間を確保した。
塗装の前作業として非常に大事なのが、「足付け」と「脱脂」だ。
「足付け」とは、仕上がりを良くするために塗装するブツの表面を滑らかにする作業のこと。具体的には、サフェーサーを吹いたフレームの表面はこのままだとザラついているので、耐水ペーパーなどで次の塗料のノリを良くする作業だ。今回は仕上げに近いので#1200のペーパーを使った。
「脱脂」は字のままで、塗装するブツの表面の脂を取り除く作業だ。わずかな手の脂で塗料のノリが悪くなることがよくあるので、この作業は欠かせない。らしい。今回はSoft99のシリコンオフを使用。
ここでスモールトラブル発生。スイングアームの脱脂の最中に写真の小さい穴から大量のカーボンが噴出!スイングアームの一部が真っ黒になってしまった。カーボンの原因はサンドブラスト後のエア吹きが不十分だったこと。仕方がないので、小穴から出せるだけカーボンを出し、汚れた部分を含め全体を再脱脂。
やれやれと思いつつ、フレームの脱脂作業をしていると、今度はフレーム最下部、補強部分に泥のかたまりを発見。取り除いてみるとブラスト処理されていない前の塗装が現れた。サンドブラストの砂がのっかっていた為に分からなかったのだ。こちらはキレイに取り除いてサンドペーパーをかけて再脱脂処理をした。
これで乾燥すれば、いよいよ塗装作業だ!
今回、塗料として選んだのは、デイトナ製の「耐ガソリンペイント(2液式)ブラック)である。使用方法は、まず、スプレー缶を30秒間振る。そして、ボタンを押して硬化剤と塗料を混ぜる。15秒間放置。また振る(60秒)。で、塗装開始となる。前回もふれたが、この2液式のスプレー塗料は、ボタンを押して硬化が始まると12時間で固まってしまうので、半日のうちに使い切らなくてはならないのだ。さっそく、塗り作業を始める。手慣らしの意味もあり、まずはスイングアームから塗ることにする。一般のラッカー系とは違い、噴射量が少ないというか、塗りが薄く感じられる。これまでのスプレー塗料と同じリズムで吹き付けると明らかに薄いのが分かる。
その分、1回を薄く、乾かしては塗りを繰り返せばいいのだが、元来せっかちな性分の上に12時間のリミット(冷静に考えればかなり余裕のはず)があるので、ついつい欲張りをして厚く塗ってしまった。それでもタレることなく、スイングアームの1回目終了。
フレームに移る。大物のフレームには、サフェーサー吹きのときに気付いたちょっとしたコツがある。
当たり前と言えばそうなのだが、内側、裏側の塗りにくい部分を先に塗るのである。後から内側を塗ろうとするとスプレー缶や手が、塗装面に触れてしまうことがあるからね。それと、忘れがちなのが上から下に塗ること。上を吹くと、当然、下に塗料の粒子が落ちる。キレイに仕上げたところに予想外の粒子が落ちてくるとツヤを少なくしたりしてしまうんだ。 フレームこそ、慎重に薄塗りをしようと決めていたのに、やっぱり欲張ってしまった。さらに、塗料が残り少なくなってきたあたりから、塗料が均一にスプレーされなくなってきた。ダマで付着する塗料。多少高価なので試しに1本だけしか買っていなかったので、一旦作業を中断してNapsに追加の塗料を買いに行く。買出しと昼食で、ある程度乾燥もすすんだので、仕上げの塗装に入る。仕上げは、塗料が少なくなってダマでスプレーされる後半を使わないことにした。
何とか無事にフレーム&スイングアーム塗装を終えることができた!完全乾燥まで72時間安静だ。
■きょうの費用 ウレタンコート×2 ¥5,670
■これまでの費用合計 ¥111,320
■きょうの工数 3.5H
■これまでの工数合計 21.5H
■次回作業予定 ・オイルタンク、エアクリーナー、
その他部品除去
・シリンダヘッド、シリンダ、ピストン分解
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