ブラストは楽し
フレーム、その他部品をサンドブラストした!
錆だらけの部品は、スイングアーム、サイレンサー、シートベース、アンダーガード、フェンダーステー、ライトケースなどだ。今回は不二製作所さんのサンドブラストマシーン時間貸しサービスを利用した。工芸教室で杯をサンドブラストで仕上げたことはあるが、本格的な、それも大物のフレームが入るブラストマシーンってどんなだろう。予約の電話をすると、担当の黒川さんは、道順や用意するものを親切に教えてくれた。
ドンガラをダンボールに入れて、フレームといっしょに船堀橋に程近い不二製作所に持ち込んだ。大小のブラストマシーンがたくさん並んでいて、壮観だ。マシーンの使い方を、これまた丁寧に説明してくれた。まずは大物のフレームからやってみる。高出力だというブラストマシーンFD-6DT-701は、確かにスゴかった。スイッチペダルを踏むと直径5cmほどのパイプを通って研磨剤が勢い良く飛び出す。対象物であるフレームをしっかり持っていないとすぐに倒れてしまうほどだ。ノズルから80cm以上離れたところのペイントでもどんどんグレーに変っていく。これがなかなか面白い。楽しくも慣れない作業で、結局フレームだけで1時間かかってしまった。素人はだいたい1時間は掛かるのだそうだ。
マシーンから取り出してみると見違えるような仕上がりにビックリだ。フレームでブラストマシーンの扱い方のコツを摑んだので小物を1時間で仕上げるべく、ペースをあげる。シートベースは、鉄製でシートの皮を固定する爪が付いている。これにブラストマシーンのゴム手袋を引っ掛けないように作業を進める。比較的平面に近いシートベースは作業効率もよく、広い面が見る見る変色していくので作業していてとても面白い。最後の部品のブラストを終えてみると、ピッタリ、目標の1時間(全工程2時間)だった。
グレーになった部品を並べてみると、DT250Mのレストアを始めてから1番作業がはかどったような気がして充実感が湧いた。一部の部品は家でワイヤーブラシを掛けたり、ラストリムーバーで錆を落したりしたが、塗装前提だったら絶対にサンドブラストだ。とにかく、速くてキレイなのには感動するはずだ。同じ仕上がりまで持っていくのに、手作業では何倍の労力が掛かるのか。サンドブラストは時間を買う感覚かもしれない。今回はフレームが入るマシーンのため高額なマシーンとなったが小物だけだったらもっとリーズナブルだ。
あまりにも無機質な色合いの部品に冷たさを感じつつも、これから自分で塗装して、本来の姿になっていく部品に愛着が湧いてくるのだろうとも思った。んー、面白いぞブラスト。楽しいぞレストア。
■きょうの費用 サンドブラストレンタル(2H) ¥15,540
■これまでの費用合計 ¥98,290
■きょうの工数 2.0H
■これまでの工数合計 9.0H
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